Q. 「休日になると一日中だらだらと眠ってしまいます。やめた方がいいですか?」
A. 人によって価値観は異なります。もし健康的な生活を目指すのであれば、それは改善する必要があります。
人生や生活において、何に重きを置くかは個人の選択です。
ぐーたら生活が理想と考える人もいれば、眠ること自体が楽しみという人もいるかもしれません。
そういう人ならば、休日にずっと寝て過ごすのも悪くはありません。しかし、長期的に健康を大切にしたい人や、何か特定の目標を持っている人にとっては、休日も一日中寝て過ごすことは望ましくありません。
なぜならば、明るくなってからも眠り続けると、夜の睡眠の質に影響を及ぼし、結果的に翌日以降の身体や心のパフォーマンスが低下してしまうからです。
体を十分に動かさないと、血行が悪くなり、それが日常生活に影響を及ぼす可能性があります。
だからこそ、短い時間でも外に出てお散歩することが大切です。
特に、1人でゆっくりとした散歩をすることをおすすめします。朝日を浴びることができる時間帯が一番いいでしょう。
夜更かしを続けると、自律神経が乱れ、睡眠の質が低下します。それに、寝ている間も体が温まらないので注意が必要です。
健康的な生活を送るためには、夕食を寝る3時間前までに済ませることが大切です。夜遅くに食事をすると胃腸に負担がかかり、睡眠の質が下がります。消化が落ち着くまで、食後3時間はベッドに入らないように心がけましょう。
もし、平日と休日の睡眠時間に2時間以上の差がある場合は、平日に睡眠不足の状態になっていることが考えられます。
そのような場合、休日の寝だめで不足分を補おうとするのではなく、まずは平日の睡眠時間を15〜30分延長することをおすすめします。また、平日の昼食後に20分の仮眠(パワーナップ)を取るのも有効な方法です。
休日前の夜には夜更かししたくなるかもしれませんが、もし平日に睡眠不足なら、平日よりも1〜2時間早く寝るよう心がけましょう。
ただし、2時間以上早く寝ようとしても寝付くのは難しいかもしれませんので、何時間でも早ければ良いというわけではありません。
そして、休日の朝は、平日の起床時刻の1~2時間後に起きましょう。こうすると、睡眠のリズムを乱さずに、休日2日で十分に睡眠不足を解消できます。
なぜ寝る直前に食事をしてはいけないのかについて質問です。
寝る直前に食事をすることには、カロリーだけでなくデメリットがあります。
ダイエット中の人は早めの時間に夕食を済ませる意識があるかもしれませんが、体重管理にこだわりがない人は、寝る前に食事をすることにも抵抗がないでしょう。
しかし、カロリーの問題だけではなく、寝る直前に食事をする理由があります。
なぜ寝る直前に食事をしてはいけないのかについての質問です。ダイエット中の人なら理解できますが、体重増加を気にしない場合でも、寝る直前に夕食や夜食を食べても関係ないような気がするのですが、カロリー以外にも体に悪い理由があるのでしょうか?
寝る直前に食事をすることはおすすめできません。
食事後、体が温かくなると感じたことはありませんか?
これは、摂取した栄養素が分解されることによる「食事誘発性熱産生」という現象です。体温が上がるため、食事後は眠気が減少し、寝つきが悪くなったり深い睡眠が妨げられたりします。
また、消化・吸収のために胃腸が活発に動く状態では、睡眠の質が低下します。
良い睡眠をするためには、食後、食事誘発性熱産生や胃腸の動きが収まった頃が最適です。
通常、食事後には2~3時間かかるので、眠りたい時刻から逆算して食事の時間を決めると良いでしょう。ただし、深夜になってから夕食をとるような仕事の都合で寝る直前に食べる人もいます。
夕方に少量のおにぎりや他の消化の良い食べ物を摂取し、遅い時間には消化の良い軽食をとることで、良質な睡眠を得ることができます。
睡眠直前には食事をしない方が良いですが、空腹で眠れない場合は、少量の消化・吸収の良いうどんなどを摂るようにしましょう。
質問: 大人でも寝相が悪いのは病気ですか?病院に行くべきですか?
質問: 大人でも寝相がとても悪いのは病気ですか?
通常、大人でも子供と同じように寝相が悪いことはありません。
大人で他の人を困らせたりベッドから落ちるようなひどい寝相がある場合、普通は珍しいです。もし大人でも寝相が悪い場合、受診が必要なのかを分かりやすく説明します。
妻の寝相が非常に悪くて困っています。彼女は寝ぼけているのか、大きな声で寝言を言ったり、急にベッドの上に座ったりすることがあり、心配です。寝相が悪いくらいだからといって、病院に行くのはためらわれますが、受診した方が良いでしょうか?
回答: 大人の場合、病気が原因かもしれませんので、専門医の受診が必要です。
大人で寝相が悪い場合、睡眠時無呼吸症候群やレム睡眠行動障害などの病気が原因であることがあります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる病気であり、息苦しさから寝相が悪くなることがあります。
十分な睡眠時間を確保しても、強い眠気を感じたり、起床時に喉の渇きや頭痛を感じる場合は要注意です。睡眠時無呼吸症候群の症状は、仰向けで寝ているとより悪化しやすいので、横向きで寝るように心がけましょう。
市販の口を閉じるためのテープやマウスピースを使うことで、無呼吸症状が軽減することもあります。レム睡眠行動障害は、夢の中で体が動いてしまう病気です。
もし夢の中で何かに襲われたり逃げたりする経験をすると、現実の世界で横に寝ている人を殴ってしまったり、立ち上がって歩いて家具にぶつかってしまったりすることがあります。
もし大きな声で寝言を言ったり、睡眠中に体を大きく動かしたりすることがある場合は、早めに睡眠障害の専門医に受診することをおすすめします。
専門医はあなたの問題を詳しく理解し、適切な治療を提供してくれます。安心して相談してみましょう。
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